陸自車両の大行列、どうとりまとめる? 多数の車両を効率よく移動させる仕組みとコツ

スムーズな移動のために伝達することは…?

 まずは目的地です。目的地は分かりやすく、集まりやすい場所に設定されます。陸自の場合、「〇〇演習場の△△地点」といった具合に、具体的な場所を示します。そうすることによって、もし後続のクルマが迷っても、間違いなく同じ場所に到着することができます。

 次に移動経路です。経路は、国道や県道などの分かりやすく、道幅が広い道路を選定することによって、道迷いや、狭小道路に入り込んで身動きが取れなくなることを防ぎます。

 休止点は、移動途中で離れてしまったクルマと合流するため、そして、乗員の休息のために設定されます。高速道路の場合は大きなサービスエリアや、逆に駐車する一般車両が少ないパーキングエリアを選ぶなどしています。いずれにせよ、梯隊の規模や時間によって、なるべく混雑していない休憩場所を事前に選びます。一般道の場合は、道の駅やトラックセンターなどが休止点に選ばれることが多いです。

 そして行進順序です。行進順序を決める上で重要なのが、先頭と最後尾です。先ほど延べましたが、その梯隊の長が最後尾を務める場合が多いです。では先頭は誰なのかというと、梯隊の副長となるナンバー2の者が先頭を進む場合がほとんどです。

 この先頭を走るクルマの操縦手(運転手)も、実はある基準を持って選定されています。それが運転技術です。

 当然のことながら、クルマを運転する上で、各種の法令を遵守して走行するのは全ての操縦手に求められることですが、先頭を走る操縦手にはほかの要素も求められます。それが事前の経路確認です。

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コメント

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2件のコメント

  1. 宛ら戦後の参勤交代だね

  2. 一度イベントで見た新73式(パジェロ)の助手席に、本車の車長としての責任を自覚し云々と書かれたステッカーが貼ってあったな。