登録有形文化財を会員制オフィスに 東急らが築90年の建物を再生 庭はあえて未完成(写真20枚)

東急電鉄と竹中工務店、東邦レオの3社が登録有形文化財の建物を改修。東邦レオのグループ会社が会員制オフィスとして運営します。

築91年の登録有形文化財を改修

 東急電鉄と竹中工務店、東邦レオの3社が、歴史的建築物「旧山口萬吉邸」(東京都千代田区)を改修。2018年9月から東邦レオのグループ会社、NI-WAが会員制オフィス「kudan house」として運営を開始します。

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会員制オフィス「kudan house」の外観(2018年8月29日、伊藤真悟撮影)。

 この事業は、所有者の「先代の山口萬吉が築いた邸宅を次世代に遺したい」という想いを受けて2017年1月に開始。設計は竹中工務店、施工は東京理建が担当しています。

「旧山口萬吉邸」は、1927(昭和2)年に竣工した地下1階、地上3階の洋館です。延床面積は約850平方メートル。関東大震災後に設計され、耐震鉄筋コンクリート構造を採用し、建物内は当時流行したスパニッシュ風のデザインでまとめられています。2018年5月には国の登録有形文化財に認定。場所は東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線の九段下駅から徒歩約5分のところです。

 山口萬吉さんは、1897(明治30)年生まれで新潟県長岡出身の財界人。中国をはじめ海外からガラスなどの輸入品を仕入れ、東京や長岡などで販売して財を築いたそうです。

 改修にあたって、間取りは変えていませんが、地下1階の物置やボイラー室はギャラリースペースやイベントスペースに。1階の洋室はライブラリースペース、3階の物置はオフィスや会議室、スタジオとなっています。また、2階には和室もあります。床のフローリングや壁などは当時のものを使用していますが、空調装置や水回りは現代のものに変えています。

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