登録有形文化財を会員制オフィスに 東急らが築90年の建物を再生 庭はあえて未完成(写真20枚)

法人会員だけでなく、個人会員の利用も想定

「kudan house」の一番の価値は「静かな空間」。庭には100年越えの樹木が数多く植えられ、都会の真ん中に位置しながら、静かにゆったりと会話できる空間としています。なお、庭はあえて施工中の状態としています。利用するたびに庭が変わっていく様子を楽しんでもらうためだそうです。

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建物のなかは、洋室だけでなく和室も用意している(2018年8月23日、伊藤真悟撮影)。

 運営開始後、しばらくのあいだは法人会員を対象に事業を展開します。企業の役員会や交流会、海外からの人を招く場などの利用を想定。朝は会議、日中は組織ごとの会議、夕方は会合といった、様々な使い方が考えられるため、料金は時間帯も含めて検討中だそうです。また、時期は未定ですが、個人会員の利用も考えているとのことです。

【了】

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