超電導で浮いたフライホイールに蓄電 JR東日本らの実証実験、東洋電機製造が受注

東洋電機製造が、鉄道用超電導フライホイール蓄電システムの実証実験に向けた機器製作などをJR東日本から受注しました。

鉄道分野における世界初の実用化を目指す

 鉄道車両用の電機品などを開発、製造する東洋電機製造は2018年8月31日(金)、鉄道用超電導フライホイール蓄電システムの実証実験に向けた機器製作などの業務を、JR東日本から受注したと発表しました。

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鉄道用超電導フライホイール蓄電システムの概要(画像:東洋電機製造)。

 この実証実験は、装置の内部にある大型の円盤(フライホイール)を回転させることで電力を運動エネルギーとしてたくわえ(充電)、必要に応じてこの運動エネルギーを再び電力に変換する(放電)というものです。

 電力は、電車がブレーキをかけて減速するときに発生する電気エネルギー(回生電力)を利用。超電導フライホイール蓄電システムは軸受部分に超電導技術を採用し、フライホイールを浮上させて非接触とし、回転損失を低減、省メンテナンスを実現しています。フライホイール蓄電システムは、蓄電池と比較して、充電・放電を繰り返しても性能が劣化しない利点があります。

 2018年3月29日に山梨県、鉄道総合技術研究所、JR東日本が「鉄道用超電導フライホイール蓄電システムの技術開発に関する基本合意」を締結。鉄道分野における世界初の実用化に向けて、開発を推進しています。

 東洋電機製造は電力変換装置の設計製造や試験報告書の作成などを行うとともに、真空関連部品を開発、製造するミラプロ(山梨県北杜市)と連携し、蓄電システム構築の全体取りまとめを担います。

【了】

 
    
 
    

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