空港の手荷物ターンテーブルに寿司やうどんが!? 妙なオブジェが流れてくる空港、全国に

手荷物受取所のターンテーブルで流れてくるのは、荷物だけではありません。その地方ならではの遊び心がたっぷり詰まった「名物オブジェ」が流れてくることも。全国の空港に広まる妙な「習慣」は、どうして始まったのでしょうか。

始まりは「回転寿司」

 手荷物ターンテーブルにオブジェを流すことは、海外の空港でも行われていますが、日本ではどこからどう広がったのでしょうか。

 その先駆けは、2007(平成19)年から実施されている大分空港の「寿司ネタ」といわれています。ターンテーブルを回転寿司に見立たもので、近海の海産物をアピールしたいという意図から、地元の観光振興団体であるツーリズムおおいた(旧大分県観光協会)が始めました。

 旅のスタートとなる空港で観光PRをして旅行客に印象づけ、口コミで県の良さを広げてもらう狙いですが、アイデアのきっかけは、メンバーの雑談だったとか。エビのにぎりやウニ軍艦などのオブジェはウレタン樹脂製で、製作費は1種類につき約20万円だったそうです。

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岡山空港では桃太郎が流れてくる(画像:岡山空港)。

 大分空港に触発され、先述の高松空港や米子空港が2011(平成23)年に開始。宮崎空港は2012(平成24)年です。また、同年末に大分空港と同じ「寿司ネタ」を流し始めたのが富山空港。富山湾で獲れる地魚の寿司を模したネタが載った寿司下駄が流れてきます。こちらは大分空港とは違い、小ぶりなネタ10貫ですが、最近破損してしまい、2018(平成30)年9月24日現在でまだ修理中とのこと。直り次第また流される予定です。

 各空港のこうした細かい遊び心はインターネットのSNSなどで拡散され、たびたび話題になっています。地方の空港に行くときは、自分の荷物だけではなく、待ち時間や荷物と荷物の間に流れてくる「小ネタ」に注目してみるのもいいかもしれません。

【了】

記事制作協力:風来堂

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1件のコメント

  1. 空港の客の生態が分かり真心が伝わる演出

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