個人タクシー、法人タクシーと何が違う ベテランのみがなれる「個人」、利用するコツは

個人タクシーは選ばれし存在

――ドライバーは「個人」と「法人」でどう違うのでしょうか?

 かんたんにいうと、個人タクシーは法人タクシーで10年以上経験を積み、試験を受けて認可された人だけが開業することができます。そのあいだも無事故無違反でなければいけません。法人ドライバーは売り上げを会社に収めて給料をもらいますが、個人タクシーは個人経営者なので売り上げもすべて自分のものです。ただし、車両の購入や整備費、ガソリン代なども自分で負担することになります。

 さらに当協会で、「マスターズ制度」と呼ばれる優良個人タクシー事業者の認定制度を設けており、車両の屋根上や行灯に星のマークを表示しています。ひとつ星から始まり、1年間無事故無違反で諸条件をクリアすればふたつ星に昇格、同様にしてさらに昇格すると、個人タクシーの最高ブランド「マスター称号」として3つ星を車両に表示することができます。しかし、事故などを起こすと降格もあります。

――個人タクシーを「つかまえるコツ」などはありますでしょうか?

 これといったことはありませんが、都内では中心部のほうが個人タクシーは多いでしょう。ドライバーが郊外に自宅兼営業所を構えていることがありますが、たとえばその近くに住んでいる人が、(組合を通さず)そのドライバーに直接依頼してもOKです。

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日個連系の組合に属する個人タクシーがつけるちょうちん行灯(乗りものニュース編集部撮影)。

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 ちなみに、個人タクシーではあるものの、大手法人タクシーのブランドを冠して運行している事業者も。「kmタクシー」として知られる国際自動車が2015年から「km提携個人タクシー」制度を実施しており、その提携事業者はkmタクシーの行灯を付け、kmタクシーのタクシーチケットを共有しています。

「個人になったときに不安を感じているドライバーへの働き方の提案として始めました。当社としては、新卒採用のドライバーに対しキャリアパスのひとつとして独立の支援をしており、提携の個人タクシー事業者に勉強会の講師になってもらうなどして、その具体像を示すことができます」(国際自動車)

 国際自動車はこの取り組みを進めるものの、「既存の組合を脅かすことがあってはならない」といい、基本的には同社OBの個人タクシーに声掛けをしているとのこと。2018年10月現在で4事業者と提携しているといいます。

【了】

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コメント

6件のコメント

  1. 個人タクシー、ときどきアクの強いドライバーがいるからなあ…
    交通系ICカードも使えないし、微妙っちゃ微妙。

  2. ベテランねぇ。
    その割には東京の地図が頭に入ってないおじいちゃんが大方のようですが。
    首都圏のJR、私鉄の乗り換え駅・観光地ぐらいは覚えないと資格はあたえちゃいかんだろ。
    試験やってないだろ?

    • 例えば電車の路線図について20年前のまま記憶が止まっている人は横須賀線が武蔵小杉に停まることを知らなかったりするのだろうか

  3. いい印象ないです。
    福祉タクシー券を買い取るとか言うドライバーに出くわしてから。
    経験豊富ってのは悪い方向にも向かってるみたいですな。

  4. 個人タクシー組合から依頼された提灯記事ですかね。ベテランしかなれないのは事実だが、べてらんであるからか、横柄なドライバーも少なくない。夜に3000円も行かないところをいうと、態度が悪くなるし、短距離が多い女性には手をあげても素通り(乗車拒否)高速道路での運転は荒いなど全くいいイメージがない。銀座飲み屋な女性もお客様の指示がなければ個人は呼ばないし、自分が帰る時も個人は避けるなど評判は散々です。
    高級車になっていることで勘違いをしている個人はパスします。

  5. 個々のドライバーの質にばらつきが大きすぎる。
    いい運転手もいるが、変な運転手も目立つ。