機内安全ビデオ、見てますか? ANA「歌舞伎」新ビデオ導入の背景 ANA海外での課題も(写真20枚)
機内安全ビデオ、航空会社の悩み ANAの工夫
安全や保安の大切な情報を伝える機内安全ビデオ、航空会社にとっては「いかに見てもらうか」が重要です。
ANAによると今回の「歌舞伎」採用は、エンタテインメント性を盛り込むことによって機内安全ビデオへの注目を高めたい、という狙いもあるとのこと。そしてこれ以外にも、より「注目してもらうための工夫」をしているといいます。
このたび登場するANAの機内安全ビデオは大きく3種類あり、それぞれビデオの最初と最後に登場する客室乗務員と、音楽が異なるのです(本編の内容は共通)。
「『1回見たから……』となることなく、『前に乗ったときとちょっと違う!』とお客様により注目していただくため、少し遊び心を入れて3パターン制作しました」(ANA 阿瀬尚行さん)
客室乗務員は、ANA便を運航するANAとANAウイングス、エアージャパンの3社から1名ずつの出演で、音楽も「『歌舞伎』らしいもの」と、それをベースに「テクノやハウスミュージックのテイストをミックスしたもの」「クラッシックミュージックのテイストをミックスしたもの」と、それぞれで別。この3種類のうち、どれが流れるかについては「乗ったときのお楽しみ」だそうです。ビデオの長さは4分15秒で、従来から変更ありません。
なお、出演している客室乗務員は3名とも現役。搭乗したときに出会えるかもしれません。ちなみにANAとANAウイングス、エアージャパンの客室乗務員は、合計で9200名ほど(2018年4月1日時点)在籍しています。
また降機時には、このビデオのメイキング映像が機内で放映されます。
【了】
Writer: 恵 知仁(乗りものライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
BAはTVタレントを多数出演させてる。Mr ビーンとか。何度見ても面白い。
大事なお知らせなのに、とてもわかりずらく
非常に不愉快です。灰皿盗作刑事事件を再犯するイギリスからも見抜かれている日本の恥を出すな。