阪急の観光特急「京とれいん」に2編成目 「雅洛」2019年3月デビュー

阪急京都線に観光特急「京とれいん」の2編成目「京とれいん 雅洛」が登場します。

7000系電車を改造

 阪急電鉄は2018年12月7日(金)、観光特急「京とれいん」の2編成目として、「京とれいん 雅洛(がらく)」を2019年3月に導入すると発表しました。

Large image1

拡大画像

7000系電車の「京とれいん 雅洛」(画像:阪急電鉄)。

 7000系電車6両を改造。1両ごとに季節を定め、各車両の外観や車内を異なるデザインにします。大阪方の1号車から順に、秋(カエデ)、冬(竹)、春(桜)、夏(葵)、初秋(ススキ)、早春(梅)です(カッコ内は外観の植物)。

 コンセプトは「ご乗車されたときから京都気分」。現行「京とれいん」のイメージを継承しつつ、雅(みやび)な都へ向かう列車として「雅洛」としいう造語を付けたといいます。

「京とれいん 雅洛」は普通運賃のみで乗車できます。予約も不要です。2019年1月19日(土)のダイヤ改正以降、従来の「京とれいん」は快速特急Aとして、3月デビュー後の「京とれいん 雅洛」は快速特急として運転されます。快速特急Aはダイヤ改正で新設される種別で、途中は淡路、桂、烏丸に停車します(従来の快速特急が停車する十三はホームドア設置のため通過)。

「京とれいん 雅洛」の車内では、走行中の列車の前方映像をリアルタイムで配信。乗客は車内Wi-Fiで展望映像ページにアクセスし、その映像を楽しめます。

【了】

この記事の画像をもっと見る(7枚)

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

5件のコメント

  1. 7000系って神戸線の車両じゃなかったっけ?京都線を走って大丈夫なの?7300系を改造した方がよかったんじゃないだろうか?

    • 車体幅は神宝線(神戸線・宝塚線)の方が狭いので規格的にはなんの問題もないです。逆に京都線車両をそちらには走らせることは出来ません。
      むしろ将来的には平日に運行している神戸線からの嵐山行き臨時快速特急に使う可能性も考えているのかなと。

  2. これは楽しみですね。
    数年後某GMが模型化するんじゃないかなと思ったりします。(青の交響曲を模型化するしね)

  3. 十三駅五号線のホームドア設置で1編成目の去就が気になっていたが、まさか十三通過にすることで1編成目も存続してくれるとは。。。想像すらしなかった。
    通過によって神戸線・宝塚線からの乗換はできなくなることで利用者が限定されてしまうが、その分混雑が緩和できてゆっくり旅が出来るようになるのかも?

  4. 内装は素晴らしいが、見てくれは何とかならないか。
    現行編成に比べると何かムリした感じを禁じ得ない。