コスパ最強? 九州のバスが乗り放題の「SUNQパス」、どれほどお得か

「SUNQパス」、実際にどれくらいお得?

「SUNQパス」はどれほどお得なのか、福岡空港を起点に、九州の代表的なスポットを3泊4日で巡り、福岡空港へ戻るルートの料金を計算してみましょう。なお、カッコ内は旅程で使用する主な路線バスやフェリーの区間、運賃は大人片道の正規運賃です。

・1日目
福岡空港→福岡市内観光→(博多バスターミナル~佐世保バスセンター:2260円)→佐世保市内観光→(佐世保駅前~ハウステンボス:580円)→ハウステンボスのホテル泊

・2日目
ホテル発→(ハウステンボス~長崎駅前:1400円)→長崎市内観光→(長崎駅前~鹿児島中央駅前:6690円)→鹿児島市内ホテル泊

・3日目
ホテル発→鹿児島市内観光→(鹿児島中央駅~水族館前:190円)→(鹿児島港~桜島フェリーターミナル:160円)→桜島観光→(桜島フェリーターミナル~鹿児島港/160円)→(鹿児島中央駅前~熊本交通センター:3700円)→熊本市内ホテル泊

・4日目
ホテル発→(熊本交通センター~別府交通センター:4500円)→別府観光→(別府北浜~福岡空港:3190円)→福岡空港着

 上記のバスやフェリーの運賃を合計すると2万2540円。「全九州+下関」版が4日間で1万4000円ですので、8540円もお得です。ここで挙げたもの以外に路線バスに乗ることがあるかもしれませんが、そのほとんどで「SUNQパス」が使えます。

 ちなみに、「SUNQパス」ほど広範囲に使えるバスを対象としたフリーパスは、日本人向けにはありませんが、訪日外国人向けに高速バスを中心とした割安なパスがいくつか販売されています。なかでも“お得度“の高いものに、関東・関西を中心に青森から博多までの路線をカバーするウィラーの「Japan Bus Pass」(3日間で1万円)がありますが、「SUNQパス」も使い方次第では、それに匹敵するほど安く移動できるでしょう。

【了】

※記事制作協力:風来堂、松本玲子

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コメント

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4件のコメント

  1. 過去に利用したことあるけど、ほんと楽。
    一部施設の入場料が割引になるとか、船もこれだけで楽。
    難点は電車に乗れないことかな。

    • 電車は全くもって必要ないっしょ。

  2. 最近、西鉄がほぼほぼ戦意を喪失させたから九州に行こうという気さえ起こらなくなった。

    • それまでは何しに行ってたんですか(笑)