JAL恒例「初日の出フライト」、2019年もテイクオフ 縁起物の富士山は見えた?(画像10枚)

富士は頭を雲の上に

 機内では、おせち風弁当や升酒(未成年者はソフトドリンク)、紅白まんじゅうなどが配られ、参加者はそれらを楽しみつつのフライトです。ビジネスクラスではシャンパンのミニボトルも付きます。

 やがて午前6時41分ごろ、千葉県館山市付近にて、まずは進行方向左側の窓が明るくなりました。地上4900m、眼下一面に広がる雲海の彼方から、2019年最初の太陽が顔を出しました。JAL3111便はそのまま旋回を続け、今度は右側の窓から、再び日が昇りました。

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2019年の初日の出を浴びる富士山(2019年1月1日、乗りものニュース編集部撮影)。

 その後、雲から顔を出し初日の出を浴びる富士山を相模湾上空で眼下に眺めたのち、機内では旅行券やオークラニッコーホテルズの利用券などが当たる抽選会も実施され、おめでたくにぎやかな雰囲気のなか午前7時53分、JAL3111便は再び成田空港へ着陸しました。

 なお今回の「初日の出・初富士フライト」、成田発JAL3111便の窓際席は発売開始30分で完売、内側の席も翌日のうちにすべて売り切れたそうです。プレミアムエコノミークラスの窓際席で、今回のフライトを夫婦そろって楽しんでいた60代の男性は、これまでどうしてもチケットが入手できず、今回が初めての参加だそうで、「ANA(全日空)さんを含めると、17年越しの夢がようやくかないました」と相好を崩していました。2020年の便に参加したい場合は、こまめに発売情報をチェックしたほうがよいでしょう。

【了】

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