新型新幹線「N700S」がNゲージに! 東名ハイウェイバスも模型化 トミーテック新製品発表(写真54枚)
トミーテックが新製品の展示会を開催。「N700S」確認試験車の製品化が発表されたほか、豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」をはじめ試作モデルも多数展示されました。
東名高速全通50周年にちなんだ模型も
トミーテックは2019年1月9日(水)、同社の東京オフィス(東京都葛飾区)で関係者向けの新製品展示会を開催。JR東海が開発した次世代新幹線「N700S」(確認試験車)のNゲージ(鉄道模型)製品化も発表しました。
会場で展示されたのは、おもに2019年の夏ごろまでに発売される予定の模型商品です。N700Sは3Dプリンターによる先頭部分の試作モデルが展示されました。基本セット(8両)と増結セット(8両)の2種類が6月に発売される予定です。
このほか、5月発売予定の東武9000系電車(9101編成)と広島電鉄900形電車(911号と912号)を展示。2018年11月に製品化が発表された87系寝台ディーゼルカー「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(2019年秋発売予定)も、先頭車のみ3Dプリンターの試作モデルが展示されました。
自動車模型は、東名高速道路が全線開通50周年を迎えるのにあわせ、NEXCO中日本の道路作業車が登場。同時に東名ハイウェイバスも開業50周年を迎えることから、開業当時に運行されていた国鉄バスと現在のJRバスがセットで発売されます。このほか、いすゞ自動車の小型トラック「エルフ」の誕生60周年を記念して、1962年式と1964年式の「エルフ」が発売されます。これらはいずれも2019年5月に発売される予定です。
【了】
Writer: 草町義和(鉄道ニュースサイト記者)
鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。
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