食&温泉を体感「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」グランプリは奥飛騨・平湯温泉に
温泉地を舞台に、地域の文化や食、温泉を体感できる「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」の2018年グランプリが決定しました。
岐阜県の古田知事「賞の重みを県内外に発信」
ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構が2019年2月1日(金)、東京都内で全体総会を開催。2018年に全国の温泉地で実施された「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」の表彰を行いました。
ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構は2016年10月に設立。ANA総合研究所をはじめ、ぐるなび、サントリー酒類、読売新聞東京本社、セブン‐イレブン・ジャパン、クラブツーリズムなどの企業が正会員として名を連ねています。
「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」とは、欧米で普及しているという、その土地の食材や風土などによって育まれた食文化に触れる旅のスタイル「ガストロノミーツーリズム」に、日本の「温泉」をプラスしたもの。同機構は、多くの人に温泉地の歴史や食文化、そして温泉を体感してもらい地域が活性化することを目指し、「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」のコース認定や情報発信を行っています。
2018年「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」のグランプリに輝いたのは、「5月19日開催 ONSEN・ガストロノミーウォーキングin奥飛騨・平湯温泉」です。奥飛騨の地酒を全ポイントで飲み比べできるようにして酒文化としての魅力を提供したこと、中部山岳国立公園内の迫力ある景観をコースで堪能できたこと、学生から企業人まで様々な立場の人々が当日スタッフとして携わっていたことなどが評価されました。自然・食・地酒・文化・歴史・おもてなしのすべての項目において秀逸な内容で、また、過去最高の参加者人数であったことも評価ポイントといいます。
同機構の副会長を務めるANA(全日空)の平子裕志 代表取締役社長から表彰状とトロフィーを受け取った岐阜県の古田 肇 知事は、「この賞の重みを県内外に大いに発信していきます」と受賞の喜びを言葉にしました。
なお、全体総会では、このグランプリのほか、準グランプリや特別賞(5種)の表彰なども行われています。
【了】
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