客を乗せたままバスが「回転」! 終点がアトラクションな杉並の珍バス路線「荻36」

終点に着いてもすぐには降りられない 客を乗せたまま回転のワケ

 南善福寺バス停は、金網で囲われた交差点の一角に設けられており、入口から向かって右に安全柵で仕切られた待合所、左側にターンテーブルがあります。そのターンテーブルを囲むように、地面にはオレンジの区画線が引かれ、大きく「立入禁止」の表示が。

 到着したバスは頭からターンテーブルに突っ込み、停車。そして運転手が窓を開け、上空からぶら下がっているヒモを引っ張ると、ターンテーブルが回り始めます。

 1分ほどかけてバスが180度回転すると、ターンテーブルは停止。運転手がアナウンスし、降車できるようになります。乗客を乗せたまま回転するのは、安全のためです。降車した客がバスの周囲にいては危険なので、必ず降ろす前にターンテーブルを回転させます。

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ターンテーブルの周りには、大きく「立入禁止」の表示が(風来堂撮影)。

 ここから折り返しのバスに乗車する客は、安全な待合所内で転回が終わるまで待つことになるので、ターンテーブルでの転回をバス車内から体験したいなら、必ず南善福寺行きの便に乗るようにしましょう。

 ちなみにこのバス停、以前は十分な敷地があり、車体をバックさせて転回できたのですが、敷地内へ関東バスの職員住宅を建設するにあたり敷地が狭まることから、ターンテーブルが設置されました。

【了】

※記事制作協力:風来堂

※一部誤字を修正しました(2月16日 10時10分)

【写真】謎のヒモを引っ張ると……回転の一部始終

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コメント

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2件のコメント

  1. このバス停は練馬区立野町。

  2. かつての神足駅(現長岡京駅)も乗客を乗せたままターンテーブル回してましたね
    終点ではなく途中の経路だったからですが