西鉄「ザ・レール・キッチン・チクゴ」に乗ってみた! 「通勤路線の観光列車」とは?
西鉄の観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(ザ・レール・キッチン・チクゴ)」に、ひとあし先に試乗。都市と郊外を結ぶ通勤路線を走り、窓外に絶景が広がっているわけではありません。そこには、ほかの観光列車にはない戦略があります。
地元の工芸品と農産物をふんだんに使用
九州私鉄の西日本鉄道(西鉄)が2019年3月23日(土)から、車内で食事を楽しめる観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(ザ・レール・キッチン・チクゴ)」を運転します。これに先立つ3月11(月)日と12日(火)の2日間、報道関係者などに向けた試乗会が西鉄福岡(天神)駅と大牟田駅(福岡県大牟田市)のあいだで行われました。
3月12日(火)は午前11時半ごろ、3両編成の「ザ・レール・キッチン・チクゴ」が西鉄福岡駅に入線。テーブルクロスをイメージしたチェック柄のデザインは、ほかの西鉄電車とは大きく異なります。ホームにいた一般客は、見慣れない車両の姿に驚き、なかにはスマートフォンで撮影している人もいました。
車内に入り、まず目を引いたのが大きなテーブル席。椅子とテーブルは「家具の町」として知られる福岡県大川市で生産されたもので、天井を装飾する竹細工も福岡県八女市の竹を使うなど、沿線の伝統工芸品がちりばめられています。
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11時50分ごろ、西鉄福岡(天神)駅を発車しました。指定された3号車のテーブル席につくと、まずはウェルカムドリンクのサービス。福岡産イチゴ「あまおう」を使ったスパーリングワインの、甘い香りが漂ってきました(ノンアルコールはフルーツジュース)。福岡県北野町産のラディッシュバターや、同じく福岡県の大木町産キノコ「王リンギ」、メインディッシュの博多和牛のローストなど、沿線の食材を使った料理が次々と運ばれてきました。
厳しい言い方するけど、地元の人取り込みは無理がある。
地元の人はこういったものより、謎解きゲームとコラボとかそういったものにしか興味がない。
外国人や県外の観光客、鉄道ファンならいいかもしれないけど。