東北中央道「福島~山形」まもなく開通 料金もお得な関東~山形最短ルート、その実力
山形県の東北中央道 南陽高畠IC~山形上山IC間がまもなく開通し、福島JCTから山形JCTまでがつながります。従来の山形道経由と比べ、関東~山形間の最短ルートとなるほか、途中に無料区間を挟むため料金も割安です。
福島~山形間の料金は半額以下!
NEXCO東日本が整備を進めていた東北中央道 南陽高畠IC~山形上山IC間24.4kmが、2019年4月13日(土)15時に開通します。
これにより東北中央道は、東北道に接続する福島JCT(福島市)から山形県米沢市を経て、山形道と接続する山形JCT(山形市)、さらに東根北IC(山形県東根市)までがつながります。国道13号および山形新幹線(奥羽本線)に並行する形です。
従来、関東から山形市方面へ向かうには、東北道を北上し、宮城県内の村田JCT(村田町)から山形道を経由するのが一般的でしたが、東北中央道経由ではどうでしょうか。福島JCT料金所から東北中央道 山形中央ICまでの距離や普通車料金は次のとおりです。
・東北中央道経由:80.9km、1400円
・東北道と山形道経由:105.5km、3020円
山形市内には山形中央ICのほか、山形道の山形蔵王ICと山形北ICがありますが、福島JCT料金所から東北道・山形道経由で最短となる山形蔵王ICまででも距離は89.5km(普通車2600円)ですので、東北中央道経由は福島~山形間、ひいては関東~山形間の最短ルートとなります。しかも、福島JCT料金所から米沢北ICまでの36.5km(うち約9kmは東北最長の道路トンネルである「栗子トンネル」)は、国が整備した「直轄高速」として無料で通行できるため、料金も割安なのです。
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