ANA「令和最初の便」が出発 昭和平成どっぷり国内線、昭和生まれ平成育ち国際線
「令奈」さんと「令子」さん、「和」さんと「和」さんが
「この新元号での初フライトが、皆様にとってあたたかく穏やかに、そして大きく咲き誇る新しい時代に向かう旅立ちのひとときとなりますよう、ANAスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます」(NH849便 搭乗口のアナウンス)
ANA「平成最後の出発便」である東京(羽田)発23時35分のタイ・バンコク行きNH1925便が旅立つのと時をほぼ同じくして、ANA「令和最初の出発便」羽田発0時05分発のバンコク行きNH849便の搭乗がスタート。ANAの平子社長、スタッフが、乗客に搭乗口で記念品を贈りました。
そしてまもなく日付が変わろうとするとき、「令和最初の出発便」NH849便が出る107番搭乗口付近(108番搭乗口)でカウントダウンがスタート。0時を迎え元号が「平成」から「令和」になった瞬間、くす玉が割られています。「初便」の乗客はこのとき機内ですが、深夜便で旅立つ人々がカウントダウン会場へ集まっていました。
ちなみに、セレモニーへ参加した客室乗務員は「令奈(れな)」さんと「和(なぎ)」さんで、グランドスタッフは「令子(れいこ)」さんと「和(むつみ)」さん、そして整備士は平成元年生まれでした。
NH849便は定刻0時05分、乗客217名で出発(機材はボーイング787-9)。バンコクへは、令和元年5月1日午前4時18分に到着しています(現地時間。定刻は4時35分)。
【了】
Writer: 恵 知仁(乗りものライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
コメント