大阪発着の高速バス「G20サミット」前後4日間で運休多数 大阪府警「電車の利用を」

大阪府内で2019年6月、「G20大阪サミット」の開催にともない大規模な交通規制が実施されますが、高速バスの運行にも大きな影響を及ぼしそうです。サミット期間とその前後、大阪発着の路線で運休などの発表が相次いでいます。

大阪発着のJR高速バス、4日間軒並み運休か

 2019年6月28日(金)と29日(土)の2日間、大阪府内で37の国や機関が参加する国際会議「G20大阪サミット」が開催されます。これにともない、府内ではその前後の日にまたがる大規模な交通規制が敷かれます。

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大阪駅高速バスターミナルに停車する「松山エクスプレス大阪号」。サミット期間中は大阪府内のバス停への乗り入れを取りやめるとのこと(画像:tktktk/123RF)

 阪神高速の1号環状線を中心とする区間や、関西空港連絡橋などでは、6月27日(木)から30日(日)までの4日間、各日とも早朝から深夜まで(区間により変動)通行止めとなるため、多くの高速バスが運休する見込みです。

 西日本ジェイアールバスは5月13日(月)、京阪神~東京線および京阪神~横浜線について、6月27日(木)から30日(日)までの4日間に運行される便で座席の発売を見合わせると発表しました(東京または横浜を26日に発車する夜行便を含む)。追ってジェイアール東海バスも5月16日(木)、名古屋と大阪を結ぶ「名神ハイウェイバス大阪線」について、同期間中に出発する便の発売を見合わせると発表しています。

 四国と大阪を結ぶ路線も、6月27日(木)から30日(日)までのあいだで運休することが相次いで発表されています。ジェイアール四国バスは5月14日(火)、高松~大阪線、徳島~大阪線、高松~関西空港線を全便運休(6月30日の夕方、夜に関空を出発する高松便は運行)すると発表。他社においても同様で、たとえば徳島県と大阪を結ぶ路線は、ほぼ運休となる見込みです。このため、徳島~大阪線などを運行する徳島バスや四国交通は、神戸発着路線の増便や増車を検討するとしています。

 大阪~徳島線や関西空港発着便などを運行する南海バスは、2019年5月16日(木)時点で最終的な運行計画は検討中としつつ、「関空連絡橋が閉鎖されるなど、通常の運行はまず難しくなりますので、影響は大きい」といいます。高速バスの予約は多くの場合、乗車日の1か月前から可能になるので、今後、運休や運行計画の変更を発表するケースが増えるかもしれません。南海バスも「遅くないうちに発表したい」とのことです。

【画像】阪神高速が大規模通行止め 「G20」期間中の交通規制

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コメント

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2件のコメント

  1. 言い方変えたら不要不急の外出するなってこと。

  2. 無視して外出すればよい。
    迷惑と言う単語を知らないのか?
    またまた大阪は維新が大勝かな?