JAL用A350 XWBの1号機 引き渡しへ向け、仏・トゥールーズで初飛行を実施
JAL用エアバスA350 XWBの1号機が初飛行を実施。レッドで「A350」の文字が大きく描かれた特別塗装機です。この後はさらなる地上および飛行テストが実施され、羽田~福岡線から就航します。
2019年半ばにJALに引き渡しへ
エアバスが2019年5月17日(金)、JAL(日本航空)が導入するA350 XWB(A350-900)の1号機が、フランス・トゥールーズで初飛行を実施したと発表しました。
エアバスA350 XWBは、300席から400席クラスで、2列の通路を持つワイドボディ機です。最先端技術を採用し、低燃費と低排出量を実現したといいます。機内は、エアバスの革新的客室「Airspace by Airbus」を採用し、快適な居住空間を提供しているとのこと。2019年4月末の時点で、A350 XWBは世界51社から893機の受注を受けています。
JALはA350 XWBを31機を発注。今回初飛行したJAL用1号機は、レッドで「A350」の文字が大きく描かれた特別塗装機です。2号機はシルバー、3号機はグリーンの「A350」特別塗装が予定されています。客室は3クラスの構成で合計369席です。
JALのA350 XWB 1号機は生産工程の最終段階に入り、さらなる地上および飛行テストを実施したのち、2019年半ばにJALへ引き渡されます。2019年9月には、羽田~福岡線に投入される予定です。
【了】
※一部修正しました(5月17日20時50分)。
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