山陽電鉄の3000系電車、昭和のツートンカラー復刻 貸切列車イベントも

山陽電気鉄道が、3000系電車のうちオリジナル鋼製車である3030号をツートンカラーに復刻し、2021年春ごろまで運転します。なお、これに先駆けて貸切列車の運行やイベント開催も行います。

貸切列車は140人限定

 山陽電気鉄道は2019年6月4日(火)、3000系電車のうち3030号編成(4両編成)の塗装を紺とクリームのツートンカラー(旧標準色)に復刻し、7月6日(土)から営業運転すると発表しました。

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旧標準色の3000系電車。1986年夏ごろ撮影(画像:山陽電気鉄道)。

 現在、山陽電気鉄道は3000系から6000系電車への置き換えを進めています。今回、更新(リフレッシュ)済みの鋼製車とアルミ車ではない、オリジナルの鋼製車である3030号編成が最後の定期検査を受けるのにあわせて、昭和時代の懐かしい姿を30年ぶりに復刻し、2021年春ごろまで運行する予定です。

 ツートンカラーの復刻を記念し、営業運転開始前日の7月5日(金)には貸切列車が運行されます。記念ヘッドマークを掲出した3030号編成が、山陽姫路駅から東二見駅まで運転。その後、東二見車庫(兵庫県明石市)で撮影会を行います。

 参加には申し込みが必要。募集は140人で、参加費は記念品付きで3000円です(小学生以下は無料)。応募はウェブサイトで6月5日(水)から14日(金)まで受付。応募多数の場合は抽選が行われます。

【了】

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