イギリス高速鉄道の車両が日本の道路を日中に走行! 「陸送」見学イベント再び開催

通常は限られた日の深夜でないと見られない鉄道車両の「陸送」。これを日曜の日中に行って見学できるようにするイベントが、車両製造工場のある山口県の下松市で再び行われます。

通常は深夜だがイベントでは日中に走行

 下松市は、瀬戸内海に面した山口県の南東部にある市。山陽本線の下松駅から南南東へ約1.7kmの場所には、鉄道車両を製造している日立製作所の工場(笠戸事業所)があります。JRや私鉄などの車両を生産しているほか、国外の車両も製造。近年ではクラス800シリーズを製造しています。

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クラス800シリーズは日立製作所の工場から港までトレーラーに載せて道路を走る(画像:下松商工会議所)。

 工場で製造された鉄道車両を納入先の鉄道路線まで運ぶ場合、機関車がけん引する在来線の貨物列車として運ぶ方式(甲種輸送)や、車体をトレーラーやトラックの荷台に載せて運ぶ方式(陸送)などがあります。クラス800シリーズは国外向けのため、工場から港まで陸送して船に載せ替えます。

 陸送では大きな車体の鉄道車両が道路を走るという珍しい光景が見られますが、通常は交通量の少ない深夜に行われ、陸送のルートやスケジュールが公表されることもないため、簡単には見ることができません。

 そこで下松市などは、下松が鉄道車両の製造で栄えてきたことをアピールするため、2017年3月に「クラス800シリーズ」を日中に陸送して見学するイベントを開催。下松市民や全国の鉄道ファンら約3万人が陸送の様子を見守ったといいます。

 クラス800シリーズは日立製作所が866両を受注。日立製作所の笠戸事業所とイギリスの現地工場で製造されています。2017年10月から、イギリスとのグレート・ウェスタン本線(GWML)での営業運転が始まりました。2019年5月からは、イーストコート本線(ECML)でも営業運転を開始。イギリス鉄道会社のヴァージン・トレインズが運行する車両には、日本語の「東」にちなんで「AZUMA(あずま)」という愛称が付けられています。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 行ってらっしゃいませ。

    9月末イギリスでの勇姿をカメラに納めに行きます。

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