東京で「船通勤」本当に可能? 都が社会実験、鉄道やバスの混雑緩和につながるか
鉄道やバスの混雑緩和につながる? 五輪期間中の運航も視野
――船は電車やバスの代替になり得るのでしょうか?
鉄道の輸送力は大きすぎて比較になりませんが、大型船ならば、バスと比べられるくらいの輸送力を確保できるかもしれません。所要時間でも、区間によっては鉄道やバスと大きく変わらない時間で結ぶことができます。ただ大型船を運航できるかは川の幅や深さにもより、今回のルートの一部である日本橋川は狭いため、40人乗り程度の小型船が限界です。
――本運航となった場合、運賃はいくらでしょうか?
現在のところ未定です。実験を通じ、いくらくらいなら利用したいか聞いていきたいと思います。日本橋船着場の最寄り駅は三越前駅、朝潮運河船着場の最寄り駅は勝どき駅ですが、両駅のあいだは地下鉄で269円(ICカード運賃)です。このあたりがひとつの参考にはなるものの、運航を民間に委託した場合は採算性の問題もありますので、検証が必要です。
――都内にある多くの船着場も今後、通勤に活用されるのでしょうか?
鉄道やバスと比較した所要時間の問題もありますし、船着場が駅から離れているなど、不便な場所にあっては乗ってもらえません。可能性のある場所、区間を探っていきます。
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東京都の小池百合子知事は2019年6月の記者会見において、今回の実験区間ではすでに鉄道やバスが走っているものの、そこへさらに船が加われば、混雑度をさらに下げることができ、加えて東京における水辺の魅力を実感できるとしています。
交通プロジェクト担当も、各種交通機関の混雑が予想される2020年「東京オリンピック・パラリンピック」期間中、あるいはその後の運航も視野にあると話します。「今回の実験は、舟運の事業者にとっても通勤に利用するという考えがなかったところに、第一歩を踏み出すものです。まずは可能性を探っていきます」とのことです。
【了】
日本の都市河川は海外のそれとは異なり幅も狭く橋脚も多いため、そこで航行する船舶も必然的にサイズが小さくならざるを得ないから、鉄道の輸送力には到底及ばない。
それに、船は鉄道・バスと比較して圧倒的にスピードで劣る。
容量でも速度でも劣る交通機関を通勤用に!?笑わせるな!寝言は寝て言うものだ。
鉄道はともかく、バスはどうだろう?
それに、船舶はほぼ自動操舵、つまり自動運転レベル5に限りなく近いから(感覚的には旅客機と同じ)、事故の確率はグッと低い。ゼロではない、というレベルだと思う。
我々が鉄道やバスに比べ、なぜ船舶に対してイマイチピンと来ないのか。それは結局、実験に終始するだけで、コストを建前にして本気で手段として育てようとしないからだ。
23区内こそもっと水上バスを本気で考えてみてもいいのだろうが、国交省はNゲージを広げて遊ぶ程度にしか考えていない。
船舶が陸上交通機関に対し短距離輸送で決定的に劣る理由は、水上を航行するという不安定性。
固まった地面の上を走る陸上交通機関に比して、不安定な水上を航行する以上減速と旋回性で劣るため、どうしても車間距離ならぬ船舶間距離は陸上交通機関に比べて大きくとらないと衝突の危険性が高まる。バスのような詰め詰めのダンゴ運転など出来ようはずもない。
したがって、短距離水上輸送では輸送密度が高くできず、通勤輸送など夢物語ということになってしまう。
なお、災害で陸上交通が寸断された際のバックアップとして、水上交通の可能性を残すのには反対しないが、それは現行の水上バスでもできること。
準備が後手の鉄は追々の負け戦から何も学んでない証だな
とにかく貨客混載とか過去の審議を完全否定に否定をするような連中だからな、観光船を通勤とか朝飯前だと思ってるんだろ
こういう連中に限って公共の移動手段において属性で制限をかけてみたり
とてもオリンピックなんて開催できる器ではないことを知るべきだろ
役人、政治家の頭じゃ、この程度が限界だろう?
マトモな思考の政治家、役人は冷や飯食っている現状じゃ
何やっても無理だよね。
オリンピックは中止で良いよ!
オフィス街の歩道に簡易的な駐輪場作って自転車通勤を促す方が断然効果的