首都高「大井JCT」一部ランプ40か月ぶり再開通へ 老朽道路の造り替えも進む
首都高 大井JCTのうち、湾岸線東行きから1号羽田線上りへ接続するランプの長期通行止めが解除されます。老朽化した羽田線の造り替え工事にともない一時撤去されていました。この大井JCT付近、今後も大きく変貌します。
羽田線へのランプ再開通 しかし現在は「仮の姿」
首都高速道路が2019年9月29日(日)14時に、大井JCTの湾岸線東行きから1号羽田線上りへ連絡するランプの長期通行止めを解除します。このランプは、1号羽田線の老朽化にともなう更新(造り替え)工事に支障するため、2016年6月から通行止めとなり、一時撤去されていました。通行止め解除はじつに40か月ぶりのことです。
「大井JCTのこのランプは、通行止め前にも1日1万台が通行していたのですが、40か月もの長きにわたりお客様にご迷惑をおかけしていました。再開通により、湾岸線の横浜方面から来た方が、『レインボーブリッジ(11号台場線)』まで迂回することなくC1都心環状線方面へ向かえるようになります」(首都高速道路 東京西局プロジェクト本部 更新事業部長 波津久毅彦さん)
羽田線の大井JCT前後1.9km区間は、開通から半世紀以上が経過して老朽化したため、本線とほぼ同位置に「更新線(将来的に本線となる新しい路線)」を建設しています。完成は2023年の予定です。なお今回、大井JCTのランプが接続する現在の「羽田線上り」は、更新工事にともない建設された仮のものであり、更新線完成後には撤去されます。今後、大井JCTのランプも更新線へ付け替えられ、その際には、再びまとまった期間の通行止めが実施されるそうです。
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