新型機「ボーイング777X」 現在の「777」と何が違う? 主翼に特徴 日本ではANAが導入

「787」の技術を生かす 日本でもANAが投入予定

 ボーイング777Xは、たとえば主翼の形状や素材(複合素材)などに、現在就航している同社最新シリーズ「ボーイング787」の技術を生かしているとのこと。

 特に客室は、787シリーズをベースとしており、加圧や加湿が行われるほか、客室内の荷物棚も787シリーズと同容量のものを装備します。

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「ボーイング777X」ビジネスクラスの客室イメージ(画像:ボーイング)。

 787シリーズの客室仕様を踏まえて、新たな進化も加わります。ボーイング777Xの機内の横幅は、従来の777シリーズ(777-300ER)より10cm程度拡張。側壁を再設計し、より薄い断熱材を取り付けることで広げられたといいます。窓も大型化するそうです。

「777Xは、従来の777シリーズより効率性が高まり、航続距離も延びています。従来の777と787シリーズの技術を組み合わせたほか、新技術も投入しています。現在、非常にうまく売れており、世界中で384機を受注しています」(ボーイング副社長 ランディ・ティンゼスさん)

 日本の航空会社では、ANA(全日空)が20機発注。世界の航空会社で最多の発注数は、アラブ首長国連邦のエミレーツ航空で、150機です。

【了】

※一部内容を修正いたしました(10月21日8時20分)。

【画像】「777X」の機内はこうなる

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コメント

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4件のコメント

  1. 墜落しそう

  2. 777-800と-900なんて型は存在しない。
    正しくは-8と-9

    • ばお様

      平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
      乗りものニュース編集部です。

      このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
      修正いたしました。

      これからも変わらぬご愛顧を賜りますよう、
      何卒よろしくお願い申し上げます。

  3. 話は変わるんだけど七七七でなななっていう名前最近つけるよね