「夜行急行の旅」今冬も 秩父鉄道で「三峰号」ツアー、電気機関車重連、撮影OPも

前回から区間を延長!

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「三峰」のヘッドマークを掲げた秩父鉄道の電気機関車(画像:加藤篤史氏、日本旅行)。

 日本旅行と秩父鉄道が「夜行急行の旅」第3弾を企画しました。かつての夜行急行をイメージした列車が、2019年12月7日(土)から翌8日(日)にかけて運転されます。

 秩父鉄道の12系客車(外観は赤茶色)と電気機関車2両を使い、ツアー「重連電機・12系客車夜行 臨時急行『三峰53号』熊谷・石原行の旅」が実施されます。過去2回のツアー内容をグレードアップさせ、運転区間の延長や特別オプションの設定を盛り込んでいます。

 ツアーの集合・解散は熊谷駅(埼玉県熊谷市)です。列車は、臨時急行「三峰53号」として熊谷駅を7日(土)22時00分ごろに出発し、普段は客車列車の営業運転がない熊谷~羽生間を1往復します。同区間の編成は「電気機関車+客車+電気機関車」です。

 列車は熊谷駅に戻ると編成を「機関車+機関車+客車」に組み替えて、三峰口駅(埼玉県秩父市)へ。路線の終点・三峰口駅は午前2時50分ごろに到着し、駅そばや鉄道グッズ販売、撮影会が行われます。そして再び列車は折り返して、熊谷駅には朝5時半ごろに到着。さらに今回、区間を延長し石原駅(同・熊谷市)まで普通列車として運行します。

 最少催行人員は150人です。旅行代金は1万円(子ども8000円)、窓側2席占有だと1万8000円(同1万6000円)、1ボックス(4席)占有だと3万4000円(同3万2000円)です。

 また、オプショナルツアー「SL列車・貨物列車撮影とSL入区特別見学」を設定。最少催行人員は30人、旅行代金は6500円(子ども5700円)です。昼間に秩父鉄道の複数の駅でSL列車や貨物列車を撮影し、さらに夕方に広瀬川原車両基地でSLの入区を見学します。

 旅行商品の申し込み受付は10月16日(水)15時から、日本旅行大阪法人営業支店のウェブサイトで行われます。

【了】

【写真】重連電機の夜行急行、駅に停車中

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