渋谷駅東口広場、11月に一部供用開始 都バス案内所や情報発信型カフェもオープン

むき出しのコンクリで「発展の余地」を表現

 広場の壁や天井を見ると、コンクリートがむき出しになっている箇所がたくさんあります。これは工事中なのではなく「未完成さ」をあえて表現することで、渋谷が持つ「発展の余地」を示唆しているそうです。

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観光案内機能などを持つカフェ「UPLIGHT CAFE」(2019年10月30日、大藤碩哉撮影)。

 地下1階には、都営バスの定期券発売所兼案内所が開業。現在9番出入口の地下にある施設が移転します。外壁サイネージには、バス乗り場や時刻表が表示されます。

 向かい側には、パウダールームを併設した公衆便所が設置。アットコスメを運営するアイスタイルがプロデュースしています。リアルとデジタルが融合する空間として整備され、タッチすることで照明を変えられるインタラクティブミラーなどがあります。

 地下2階には、情報発信型カフェ「UPLIGHT CAFE」がオープン。「新たなにぎわいを作り出す場所」として、憩いの場であるとともに、観光客やインバウンドに向け観光案内やカルチャーなどの情報を発信します。千駄ヶ谷のフレンチ店「Sincere(シンシア)」のシェフがメニューを監修。サンドイッチ(税込550円から)などが提供されます。また、併設されるオリジナルベイクブランド「PUFFZ(パフズ)」では、バニラやほうじ茶のシュークリーム(税込300円)などが提供されます。

【了】

【写真】インタラクティブミラーでお化粧も

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