天皇陛下即位パレードにいた「キャデラックパトカー」何なのか? 米製オープンカー

30年以上現役のオープンカーパトカーも健在

 29年前に実施された平成の即位パレードにおいても、国産であるオープンカー仕様「セドリック」「クラウン」の警衛車に交じり、キャデラック「エルドラド」が車列に加わっていました。

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警衛車として「祝賀御列の儀」の車列に入っていたキャデラックSTSオープンカー(2019年1月、柘植優介撮影)。

 さすがにキャデラック「エルドラド」は退役したようですが、「セドリック」のオープンカーは現役で、今年(2019年)初めの「警視庁年頭部隊出動訓練」でも使用されています。

 パトカーとはいえ、儀礼用のため年間走行距離が少ないことから、このようにとても長生きです。そのため35年ほど前に導入されたビュイック「リビエラ」のオープンカーも警視庁においていまだ現役で、今回の即位記念パレードでも、前述のキャデラックSTSとともに皇居前を元気に走っていました。

 30年以上現役であり続けて、天皇陛下の即位記念パレードを2回も経験するパトカーなんて、そうそういないでしょう。それを稼働状態で維持し続ける現場の警察官の苦労は、並大抵のものではないのでしょうね。

【了】

【写真】マニア垂涎!? 希少なビュイック「リビエラ」のオープンカーパトカー

Writer: 柘植優介(乗りものライター)

子供のころから乗り物全般が好きで、車やバイクはもちろんのこと、鉄道や船、飛行機、はたまたロケットにいたるまですべてを愛す。とうぜんミリタリーも大好き。一時は自転車やランニングシューズにもはまっていた。

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コメント

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1件のコメント

  1. 何故「オープンのパトカーが必要なのか?」に一言も触れてないのかな? それ知りたくてこの記事開いたのに。