「横断歩道の斜め横断」は危険で高リスク 事故時、歩行者の過失割合が高くなることも

横断歩道の手前からの「斜め横断」は、思っている以上にリスクの高い行為かもしれません。付近に横断歩道がない場所で道路を横断するよりも、事故発生時における歩行者の過失割合が高くなる場合もあります。

「横断歩道付近」じゃないほうが、歩行者の過失が低くなるケースも

 横断歩道の手前で歩道から車道に出て、横断歩道の途中へ斜めに入っていく「斜め横断」。このような「正しくない横断」で自動車との事故が発生した場合、歩行者側にも過失が生じることがあります。

 しかも、「横断歩道付近を横断中」の事故は、横断歩道から離れた場所を渡っていたケースよりも、歩行者の過失割合が高くなる場合があるそうです。損害保険大手の損保ジャパン日本興亜に詳しく話を聞きました。

Large 20191202 01
「横断歩道付近を横断中」の自動車との事故は、歩行者側に過失が生じることもある。写真はイメージ(画像:写真AC)。

――横断歩道外での事故において、歩行者と自動車の過失割合は、どのように考えられるのでしょうか?

 信号機のない道路を横断していたときの事故では、まず次のように歩行者が「どこを渡っていたのか」で過失割合を判断します。

(1)横断歩道上:横断歩道の端から2m以内を含む

(2)横断歩道付近:片側2車線以上の「広い道路」ならば横断歩道から50m以内、それ以外は30m以内がひとつの目安

(3)「横断歩道付近」以上に離れた地点

(1)であれば歩行者の過失は0%、(2)であれば30%、(3)であれば20%を基本とし、事故に影響を与えたその他の要素を加味して判断していきます。

 信号機がある横断歩道の場合には、そのときの信号の色によって過失割合が変わってきます。横断歩道から離れた地点を横断していても、おおむね5mから10m以内であれば、そのときの信号の色を考慮します。

【グラフ】実際多い「横断歩道付近」「横断歩道以外」の事故

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  2. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  3. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  4. 片山さつき大臣「実態調査はじめます」 街のクルマ屋の「保険代理店打ち切り」問題に新局面 ビッグモーター事件の余波に再び切り込む!
  5. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号