退役せまるANA「スーパードルフィン」B737-500のイルカ 「花束」を持つ「魚の花束」も
3機の「スーパードルフィン」それぞれに別ストーリーの「花束」が
このとき退役記念デカールの貼付作業が行われた機体(機番:JA306K)で、エンジンカウルの「イルカ」が持っているのは「スイートピーとカスミソウ」。スイートピーが「門出」、カスミソウが「感謝」を花言葉であることから、これらが選ばれたそうです。
また、福岡で行われた退役イベント第1弾「ファン感謝祭」を担当した機体(JA305K)は「魚」の花束。「イルカが大切にしているものをみんなにプレゼントする」という意味だそうです。
残る1機JA307Kは、「イルカがANAウイングスの就航地から、花と海のものを、感謝の気持ちで集めてきた」というストーリーから、ソメイヨシノ(東京)、ハマナス(北海道)、サンゴ(沖縄)、海藻をあしらった花束が持たされます。
なお、3機とも退役記念デカールの貼り付けが完了するのは、12月中旬ごろの見込み。そののち「魚」の機体、「各地の花とサンゴ」の機体の順に退役し、2020年4月以降をめどに、「スイートピーとカスミソウ」の1機のみになる予定です。それぞれ退役まで記念デカールが貼られます。
また2020年1月1日(水)からは、退役記念商品「スーパードルフィンショッピングバッグ」と「ステーショナリー4点セット」(各3000円)を「スーパードルフィン」の機内限定で販売。それ以外のANA機では、国内線機内Wi-Fiコンテンツ「ANA STORE @SKY」から購入可能(後日配送)です。
ちなみに、このたび退役記念デカールが貼られた「スイートピーとカスミソウ」の機体は、深夜2時すぎに作業を終了。早速その朝、伊丹を8時15分に出発する福島行きNH1695便を担当しました。
【了】
コメント