商船三井客船「にっぽん丸」クルーズ オブ ザ イヤー2019優秀賞 小回りきく船体生かす

瀬戸内海、全長200m以上の船だと、航行に制限があるそうです。

 商船三井客船が2019年12月19日(木)、同社のクルーズ客船「にっぽん丸」が「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2019」優秀賞を受賞したと発表しました(クルーズを共催したJR西日本、JTB、瀬戸内国際芸術祭実行委員会、福武財団との共同受賞)。

 評価の対象になったのは、次のクルーズです。

・「秋のウィークエンド 瀬戸内海・大三島クルーズ」 2019年10月18日~20日
神戸発博多着とすることでレール&クルーズ商品を展開。船上では瀬戸内海の旬の幸を使用した「秋の瀬戸内海ディナー」を提供。

・「博多発着 にっぽん丸 瀬戸内国際芸術祭クルーズ」 2019年10月20日~22日
豊島をはじめとする各島へ上陸するにっぽん丸ならでは企画。地中美術館の貸切など瀬戸内国際芸術祭とのタイアップ企画を実施。

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瀬戸内海を航行中の「にっぽん丸」(画像:商船三井)。

 関連企業・団体や地域と連携し、人気の高い瀬戸内海でのクルーズにさらなる価値を付加することで、全国にわたっての販売に成功、新たなクルーズ顧客層の創出につなげたことが高く評価されたといいます。

 また、瀬戸内海は全長200m以上の船舶は航行に制限がありますが、「にっぽん丸」は全長166.6mで小回りがきくため、瀬戸内海の魅力を存分に引き出すクルーズを実施できたそうです。

 商船三井客船は「今後も、より多くのお客様に船旅の楽しさをご提供できるよう、商品開発やサービス向上に積極的に取り組んでまいります」としています。

【了】

【写真】瀬戸内海を行く「にっぽん丸」

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