山陰道 島根県内2025年度までに大部分 鳥取県内は26年度全通 開通見通し発表
現在は細切れに開通しています。
国土交通省 中国地方整備局は2019年12月25日(水)、管内における道路事業の開通見通しについて発表しました。鳥取および島根県内における山陰道の事業中区間は、一部を除き、2026年度までに順次開通する予定です。
山陰道は鳥取市から山口県下関市までの約380kmを結ぶ計画で、現在は細切れに開通している状況です。今回、開通見通しが発表されたのは次の区間です。なお、IC名は一部仮称のものがあります。
●2023年度開通予定
・「大田・静間道路」大田中央・三瓶山IC~静間IC(島根県大田市) 5.0km
・「静間・仁摩道路」静間IC~仁摩・石見銀山IC(島根県大田市) 7.9km
●2024年度開通予定
・「出雲・湖陵道路」出雲IC~湖陵IC(島根県出雲市) 4.4km
・「湖陵・多岐道路」湖陵IC~出雲多岐IC(島根県出雲市) 4.5km
●2025年度開通予定
・「三隅・益田道路」石見三隅IC~遠田IC(島根県浜田市~益田市) 15.2km
●2026年度開通予定
・「北条道路」はわいIC~大栄東伯IC(鳥取県湯梨浜町~琴浦町) 13.5km
鳥取県内の山陰道は、2026年度の「北条道路」開通により全通します。島根県内は、大田市から江津市にかけての区間で開通見通しがまだ立っていないほか、益田市内および山口県内では、未だ事業化されていない区間もあります。
中国地方整備局は「今後も事業の進捗に応じて、事業工程を精査し、定期的な開通見通しの公表を行ってまいります」としています。
【了】
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