新・成田LCCバス「エアポートバス東京・成田」予約開始 全284便ほぼ10分おき
東京発は予約便と予約不要の便の双方が運転されます。
京成バスとジェイアールバス関東、および平和交通(千葉市)を中心とするビィー・トランセホールディングスは2020年1月15日(水)、東京駅と成田空港を結ぶ片道1000円で結ぶLCCバス「AIRPORT BUS『TYO-NRT』(エアポートバス東京・成田)」の予約受付を開始したと発表しました。2月1日(土)から運行が始まります。
「エアポートバス東京・成田」は、現在別々の路線として運行されているLCCバス「東京シャトル」(京成バスなど)、「THEアクセス成田」(ジェイアールバス関東、平和交通など)の統合後の名称です。両路線に加え「有楽町シャトル」(京成バス)も統合されることで、8社共同運行、1日あたり往復合計284便という、高速バスおよび空港連絡バスとしては日本最大本数の路線が誕生します。
予約対象となるのは、東京発133便(成田空港近隣ホテル行きを除く)のうち37便です。公式ウェブサイトから座席指定の予約(クレジットカード決済)が可能で、乗車の10分前まで受け付けられます。このほかの東京発は、乗り場で運賃を支払う予約不要の便(座席定員制)として運行されます。また、成田空港発の便は予約ができません。空港内のバス乗車券カウンターでチケットを購入して乗車する形です。
なお、東京発には、現在「有楽町シャトル」として運行されている東京駅鍛冶橋駐車場発と、東京駅発の2系統があり、鍛冶橋駐車場発の便に東京駅から乗車する場合のみ、予約受付は乗車の20分前までになります。
今回、全284便の運行ダイヤも発表されました。東京駅発は早朝5時台から19時台まで10分おきの運行で、毎時00分、20分、40分には予約便と予約不要の便が2台同時に発車します。成田空港発も6時台から22時台まで、5分から10分おきという頻度です。このほか、銀座駅および東京駅から成田空港周辺のホテルを順に停車していく便や、割増料金対象の深夜便もあります。
【了】
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