JAL羽田空港国内線カウンター「JAL スマートエアポート」に進化 荷物預け1分以内も?
JALの羽田空港国内線チェックインカウンターがリニューアルされます。「JAL スマートエアポート」の名のもと新設備が導入されており、なかでも目玉は「自動手荷物預け機」です。どのような工夫が凝らされているのでしょうか。
羽田空港のJAL新チェックインシステム 保安検査までの時間を30分から5分に
JAL(日本航空)の羽田空港国内線チェックインカウンターが、「JAL スマートエアポート(SMART AIRPORT)」の名のもとリニューアルされます。この様子が2020年2月20日(木)、報道陣に公開されました。同社の国内線施設としては初の取り組みとなります。
JALによると、これまで羽田空港において、最繁忙期にはチェックインから荷物預けまでおよそ30分かかることもあったそうですが、今回のリニューアルにより「荷物預けはひとりあたり5分以下を目指す」としています。羽田空港はどのように変わるのでしょうか。
リニューアルの目玉は、新たに設置された手荷物タグ発行に対応した自動チェックイン機12台と、自動手荷物預け機6か所です。これらは3月16日(月)まで試験運用され、17日(火)から本運用が開始される予定です。
新たな自動チェックイン機の画面は、途中から「手荷物を預けるかどうか」という選択肢が出てきます。案内に従い入力をすると、機械下部から荷物タグが発行されるので、これを預け荷物に取り付けます。
自動手荷物預け機は大きなディスプレイと、左右に預け口が1つずつ設置されたユニークな形が印象的です。預け口に荷物を置いたのち、航空券のバーコードなど搭乗に必要な情報を機械の「くぼみ」部分に設置されたセンサーで読み取らせ、危険物の所持確認をタップすると、控えが発行され預けの手続きが完了します。JALによると「慣れた人であれば1分以内で済んでしまうでしょう」と予想しているそうで、その操作のシンプルさがうかがえます。
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