熱海がますます盛り上がれば 「湯~遊~バス」に特別仕様車「彩」登場 伊豆東海バス

観光地である熱海を循環する「湯~遊~バス」に、オリジナル特別専用車両「彩」がデビューします。和モダンを意識した車両は、見て、乗って、撮って楽しめるといいます。どんなデザインなのでしょうか。

オリジナル特別専用車両「湯~遊~バス 彩」披露 芸妓さんもお出迎え

 伊豆東海バスは2020年4月1日(水)、熱海市内の名所などを巡る循環バス「湯~遊~バス」に、オリジナル特別専用車両「湯~遊~バス 彩(いろどり)」を導入します。循環バスは現在2両体制で運行されており、「彩」の導入で3両体制になります。

 3月17日(火)、市内観光施設のひとつ熱海城の駐車場にて、熱海の温泉街で活動する芸妓や熱海温泉ホテル旅館協同組合のキャラクター「あつお」なども参列し、「彩」の完成披露式典が開催されました。

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4月1日から導入される「湯~遊~バス 彩」(2020年3月17日、大藤碩哉撮影)。

 伊豆東海バスを運営する東海自動車の早川弘之社長は「おかげさまで2019年6月、『湯~遊~バス』をご利用いただいた方が100万人に達しました。増便をしようと考えた際、新たに車両を増やす必要がありまして、今回新しく造った次第です。斬新で画期的なデザインにし、世界に1台のバスが完成しました」と挨拶しました。

 熱海市の齊藤 栄市長は「観光行政にご協力いただきありがとうございます。以前から市内を走る『湯~遊~バス』を気にして見ていましたが、乗り切れないほどのお客様がいて臨時便を出すほどでしたね。『彩』はまるで宝石箱のようなデザインで、これが走ると思うといまからワクワクします。熱海がますます盛り上がればうれしいです」と話しました。

 式典の最後には早川社長から、「彩」の製造に携わった静岡日野自動車、日野自動車、岩戸工業へそれぞれ感謝状が贈呈されました。

【写真特集】「湯~遊~バス 彩」の車内や外観

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