トラックやバスの「プシュー音」正体は? 大型車から聞こえる空気が抜けるような音

長い信号待ちや駐車場などで、トラックやバスから「プシュー」という空気が抜けるような、大きな音が聞こえることがあります。大型車では様々な場面で圧縮空気が用いられますが、とりわけ大きな音がするケースがあるようです。

「プシュー」の正体はブレーキ

 停車中の大型トラックやバスから、「プシュー」という空気が抜けるような、大きな音のすることがあります。長い信号待ちなどで隣に停まったトラックから、ふいにそのような音が聞こえ、ビックリした経験を持つ人もいるかもしれません。あの音は何なのでしょうか。

 いすゞによると、停車中に長く大きな「プシュー」という音が出るケースは、パーキングブレーキ(サイドブレーキ)をかけたことが考えられるそうです。

 大型車のパーキングブレーキは、手元のレバーを操作すると、空気圧で押し込められていたスプリングが開放され、その力でタイヤを確実に制動するといいます。スプリングを押し込めていた圧縮空気が開放される際、つまりブレーキをかける際に、「プシュー」という大きな音がするというわけです。

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停車中の大型車から「プシュー」と大きな音がすることがある。写真はイメージ(2020年3月、中島洋平撮影)。

 一方、走行中にも「プシュ、プシュ」と短い音が聞こえることもありますが、この場合はフットブレーキを使っていると考えられるそうです。

 フットブレーキの場合はパーキングブレーキと逆で、ペダルを踏むと空気圧の力でブレーキがかかり、ペダルから足を離す、つまりブレーキを解放する際に、その圧縮空気が「プシュ」という音とともに排出されるとのこと。

 このように圧縮空気を利用したブレーキは「エアブレーキ」と総称されます。また大型車では、エンジンブレーキを補助する排気ブレーキが解除される際にも、空気が抜けるような音がするそうです。

 ちなみに、大型車ではブレーキ関連だけでなく、クラッチ操作の補助や、トラックではエアサス車の車高調整(エアサスペンションで車高を調整し、路面の凹凸などによる衝撃を和らげる)、バスではドアの開閉や乗降時の車体傾斜など、様々な場面で圧縮空気の力が用いられています。

【了】

【画像】「プシュー音」の出どころ、「パーキングブレーキ」

 
    
 
    

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コメント

1件のコメント

  1. ISUZUもどんなISUZUに取材したんだ?
    ホイルパークブレーキも軸数他、メーカーなど車種によりブレーキが効く軸数と場所が異なるし、この類はISUZUの修理拠点に聞くのが確かだね