今年もこの季節になりました 駅に作られたツバメの巣に「フン受け板」設置 京王

今年はいろいろ騒々しいですが、いつもどおりの風物詩です。

 京王電鉄が2020年4月13日(月)、毎年恒例となっている、駅に作られたツバメの巣の下にフン受け板を設置する取り組みについて発表しました。

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2019年、京王線南大沢駅に設置されたツバメのフン受け板(画像:京王電鉄)。

 NPO法人バードリサーチ協力のもと、京王電鉄が2014年度から実施しているもの。里地里山や、巣作りに適した軒下がある日本家屋の減少などにより、ツバメが駅に巣を作ることが増えている近年、ツバメのフンが利用者や施設の床に落下し迷惑をかけないようにすること、そしてツバメの住環境にも配慮した生物多様性施策の一環といいます。

 設置期間は、4月から7月ごろのツバメが巣を作る時期が中心。ちなみにフン受け板は、京王電鉄キャラクター「けい太くん」と京王線5000系キャラクター「しんごくん」、そしてツバメが卵から産まれて巣立つまでの姿をイメージした新しいデザインのものを作成したそうです。

【了】

フンを受ける板

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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