新型コロナで「船から下りられない問題」世界の海運で深刻 長期間帰宅できない船員も
「国に帰れない船」世界中に
日本郵船によると、こうした状況は3月ごろから予見されていたといいます。通常、外航船は事前に数か月分の食料などを買い込んでおり、当面は船のなかでも生活できるとのこと。ただ、影響が長期化すれば、乗組員のストレスや健康リスクが懸念されると話します。
「感染拡大の懸念による下船の規制について、たとえば直近の寄港から2週間以上を経た場合において交代を認めるなど、一定の条件で何とか緩和できないかと、国際機関に働きかけています」(日本郵船)
いま世界では、寄港地での乗務員交代ばかりか、祖国に帰ることができなくなっている船が多いといいます。日本も例外ではないそうです。
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