高速バス福岡~鹿児島線/延岡・宮崎線「夜行」廃止へ 新型コロナで運休のまま 西鉄

廃止日までの運休が決定しています。

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西鉄と宮崎交通が共同運行する福岡~延岡・宮崎線夜行便の車両。左が西鉄、右が宮崎交通(画像:西日本鉄道)。

 西日本鉄道は2020年4月28日(火)、福岡~鹿児島間および福岡~延岡・宮崎間の夜行高速バスについて、5月31日(日)をもって運行を終了すると発表しました。いずれも新型コロナウイルスの影響により運休中で、現時点において5月末までの運休が決定していることから、このまま運行を再開することなく廃止される見込みです。

 鹿児島線の夜行便は、ジェイアール九州バスと共同で毎日2便、延岡・宮崎線の夜行便は宮崎交通と共同で金曜と土曜に2便ずつ運行されていました。西鉄は廃止理由について、近年は利用の少ない状況が続いていること、収支改善が見込めないこと、また労働力の確保が困難な状況を挙げています。

 なお、夜行便の運行は終了するものの、福岡~鹿児島線、福岡~延岡線、福岡~宮崎線の昼行便については存続します。ただし新型コロナウイルスの影響により、現時点ではいずれも減便しています。

【了】

【一覧】新型コロナで大幅減便・運休 西鉄高速バスの運行状況

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コメント

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6件のコメント

  1. 福井鉄道『若狭ライナー』大阪線:近鉄バスと共同運行も、5月10日をもって路線廃止になる予定です。

    • 廃止前の期間が「当面の間」ならば廃止前提であることでしょうから、始めから廃止前提で運休にしたのでしょう。

  2. 特に地方からのSUNQ愛用者には痛い。。。

  3. 残念ながら「当面の間運休」が「永遠に運休」になったケースです。コロナウイルスの犠牲になってしまいました。今後も他の路線で大なり小なり発生する可能性はあり得ると思います(特に運休期間が「当面の間」の場合は可能性が高い[当面の間、すなわち無期限または永遠、永久、つまり完全路線廃止前提のケースも少なからずあり得る為。廃止に至らなくても「当面」以降を正式化するケースつまり永久継続で事実上の正式決定もある。※ちなみに今回のケースは両路線共に夜行便のみ廃止で昼行便は現状維持の為どちらかと言うと後者のケースである])。残念であります。ご愁傷様でした。

  4. 了様ありがとうございます。まだまだ全国各地で「当面運休」が続いていますね。もうこの時期であってもまだ「当面運休」ならば路線廃止又は廃便確定、つまり「永遠に運休」でしょう。

  5. 了様ありがとうございます。先ほど西鉄などの九州の高速バスで大量に減便が発表されましたが、これまで期間を定めての運休でしたが、今回はついに「当面の間」となった事から、対象便は廃止前提つまり永遠に運休になると思います(当面の間自体が永遠にや永久にの意味合いがあり、よく間違いやすいのが、いつかは元に戻ると言う意味ではない。つまり当面以降を正式化する前提である事。)。春頃にはJR各社に合わせて多分ダイヤ改正がある事から改正以降は当面以降の生き残った便の本数が正式なダイヤになる事でしょう。実際に鉄道ではJR九州が11月に当面運休にする一部の特急列車がそのまんまダイヤ改正直前まで運休し、結局はダイヤ改正で全て廃止(一部便で多客期にほんのちょっとの間だけ臨時便で運行あり)した訳でありますので、今回の減便対象便は当面運休であっても実際はこの時点で廃便になる事間違いないでしょう。ねっ!了様❤︎