箱根登山電車 全線再開に向け試運転へ 台風で不通の箱根湯本~強羅間 復旧作業進む

復旧作業が着実に進んでいます!

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不通区間の途中にある塔ノ沢駅(2015年6月、乗りものニュース編集部撮影)。

 箱根登山鉄道は2020年5月8日(金)、台風の被害により不通が続いている箱根登山電車の箱根湯本~強羅間について、復旧作業が順調に進んでいることから、営業運転再開に向けて11日(月)から一部区間で試運転を始めると発表しました。

 箱根湯本~強羅間は令和元年東日本台風(2019年10月の台風19号)により、道床や橋が流出するなどの被害が生じたため長期運休を余儀なくされており、バスによる代行輸送が続いています。

 試運転は箱根湯本駅から大平台駅付近までの区間で、日中1時間に2本程度、鉄道施設の機能確認などを行いながら実施されます(大平台駅への進入はなし)。復旧作業の進行にあわせて試運転の区間は延長されます。

 全線での運転再開時期は2020年7月下旬の予定です。具体的な再開日などは決まり次第、告知されます。

【了】

【写真】急坂がよく分かる上大平台信号場のスイッチバック

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コメント

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1件のコメント

  1. これって線路の復旧工事自体は難しい作業じゃないんだけど走る場所が場所だけに復旧工事の重機械を入れる道を作るのが大変なんだよね、先ずはその通路の確保に大半の期日を要したようだね。