ガソリン価格「下げ止まり」か GWで急落 レギュラー100円切り多数 今後どうなる?

下落が続いた2020年のガソリン価格は、ゴールデンウイークを通じてさらに大きく下がり、レギュラー1リットルあたり100円を切る店もあちこちに見られます。ただ今後は上昇に転じる可能性も。ガソリン価格はどうなっていくのでしょうか。

レギュラー「100円以下」全国に

 2020年1月から下落が続いていたガソリン価格が、ゴールデンウイークを通じてさらに大きく下がりました。

 資源エネルギー庁が発表した2020年5月11日(月)時点における、レギュラーガソリンの店頭現金小売価格の平均は、1リットルあたり124.8円でした。毎週実施されているこの調査は例年、ゴールデンウイーク中は休止されるため、4月27日時点から2週間で4.2円の値下がりとなり、調査ごとの下げ幅としてはここ10年で最大の数値を記録しています。

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レギュラーガソリンの店頭現金小売価格の全国平均は、およそ3か月半で26円以上も下がった。写真はイメージ(画像:写真AC)。

 ガソリン価格比較サイト「gogo.gs」の全国ガソリン価格ランキングを見ると、5月14日(木)現在で、レギュラー1リットルあたり100円以下という店が20軒近くあります。3月下旬の時点では、新規オープン店がキャンペーン価格を打ち出すなどで、局地的に100円以下の店が見られましたが、たとえば105円以下の店舗も現時点で120軒以上見られるなど、低価格化は全国に進んだといえそうです。

 ガソリン価格下落の背景について、資源エネルギー庁の価格調査を受託している、一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 石油情報センターは次のように話します。

「ゴールデンウイークにおける旅行需要の急減によるものというよりは、単純に原油価格が下がったためと見ています。石油元売りの統合が進んだ近年、ガソリン価格は原油価格に直結する傾向です」

 過去を振り返ると、いわゆる「リーマンショック」直後の2008(平成20)年10月から11月にかけては、ガソリン価格の下落がいまよりも顕著で、レギュラーガソリンの店頭現金小売価格の平均が1週間で10.3円も下がったことがあります。しかし今回は、それとは状況が大きく違うようです。

【GW明け最新版】都道府県別ガソリン価格&下落幅ランキング

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