路線バスの新型コロナ対策「最前列席の利用制限」一部解除 まず福岡地区から 西鉄

左の最前列席のみ、利用可能になりました。

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左側最前列席の利用制限イメージ。新型コロナウイルス対策として、全国の路線バスで同様の措置が取られている(2020年5月、乗りものニュース編集部撮影)。

 西日本鉄道が2022年5月22日(金)から、新型コロナウイルス感染拡大防止のために実施されていた、路線バスにおける最前列席の利用制限を一部解除しました。これまで車体両側の最前列席の利用が停止されていましたが、左側座席のみ、順次開放されます。

 今回の措置は福岡地区を運行する一般路線バスに限られ、そのほかの地区の路線バス、および高速バスは、引き続き左側の最前列席も利用できません。

 西鉄によると、福岡地区においては緊急事態宣言解除後に利用が増えていることから、「密」の状態をつくらないために実施するといいます。他地区および高速バスにおいても、利用状況を見ながら開放していくとのことです。

 なお車体右側の最前列席、つまり運転席裏の座席は、当面のあいだ利用を停止するといいます。日本バス協会が策定した「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」においても、ドライバーへの飛沫感染などを防ぐ観点から、運転席裏の座席に座らないことを乗客へ求めています。

【了】

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