首都高で移動式オービス増! 新型コロナで閑散 ルーレット族対策 都心中心に目撃例

「マークX スーパーチャージャー」の覆面パトも配備されています。

Large 200522 orbis 01

拡大画像

首都高で目撃された移動式オービスの例(画像:Hikaru/パソヤ)。

 オービス情報サイト「オービスガイド」を運営する有限会社パソヤ(千葉県成田市)は2020年5月22日(金)、首都高における交通取り締まりの現状についてのまとめを公開しました。

 緊急事態宣言下の首都高は通常より通行台数が少なく、「ルーレット族」と呼ばれる走り屋も目立っているといいます。警察はその対策として、5月15日(金)から夜間帯(22時から4時)に箱崎、芝浦、辰巳第1PAを封鎖しているほか、本線上に可搬式の「移動式オービス」を多く設置して取り締りに当たっているそうです。

 パソヤは今回、C1都心環状線など都心部区間を中心に目撃された12か所の取り締りポイントを取りまとめています。移動式オービスのほか、通常のパトカー、覆面パトカー、レーダーパトカーもよく見かけるとのことです。

 なお、使われている移動式オービスは、多くの県で導入が進んでいる、三脚に載せて使う小型タイプだといいます。ひとりでも持ち運ぶことができ、数時間単位での運用も可能なもので、レーザーにより違反車両の速度を計測し、違反者には後日、呼出状が届くそう。

 首都高では現在、夜間道路工事が頻繁に行われているほか、後方から追い上げてくるルーレット族や、50km/h制限などの交通ルールにも注意を払う必要があるといいます。パソヤは、「このような時だからこそ、移動式オービスをじっくり観察できるくらいゆとりのある運転を」としています。

【了】

【一挙公開】首都高都心区間の取り締りポイント

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。