東北の夜行バス 運休便が一部再開 青森~東京など長距離路線を中心に

運行再開の見込みが立っていないものも多数あります。

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岩手県北バス南部支社が運行する青森~東京間の夜行バス「MEX青森」が運行を再開した(画像:岩手県北バス)。

 2020年5月現在、新型コロナウイルスの影響により、長距離を移動する夜行バスの多くは4月から運休していますが、東北と東京を結ぶ便を中心に、一部再開の動きが出てきました。

 5月22日(金)時点において運行を再開した路線、もしくは再開が決定している東北地方発着のおもな夜行便は、次の通りです。運行区間、愛称、運行事業者の順に記載します。

・5月21日(木)から:青森・弘前~新宿「MEX青森」 岩手県北バス南部支社(南部バス)
・5月21日(木)から:仙台~新宿「ドリーム仙台・新宿号」(22日からさらに便数拡大) ジェイアールバス東北
・5月25日(月)から:石巻・仙台~新宿・渋谷「広瀬ライナー」 京王バス東(宮城交通が運行する昼行便は再開未定)
・5月31日(日)から:青森・弘前~上野および五所川原・弘前~東京・新宿「パンダ号」 弘南バス

 なお、八戸・盛岡~新宿線「MEX八戸」のように、運行を継続している路線もある一方、現時点で運休を「5月末まで」と案内している路線でも、実際には再開のめどが立ってないケースもあります。

 また、仙台~東京線などを6月1日(月)から昼行便のみ再開するウィラーのように、新興バス事業者のあいだでも運行再開の動きがあります。今後は昼行、夜行含め、長距離便が順次運行再開すると見られます。

【了】

【画像】新型コロナ影響下での「バスの乗り方」ポスター

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