新型コロナでANA国内線の乗り方 どう変わったのか? 実際に乗ってみたら色々違った

新型コロナ感染拡大にともなう緊急事態宣言が解除され、国内航空線は利用者が少しずつ回復傾向だそうです。しかし空港の使い方、飛行機の乗り方は、これまでと一緒ではありません。ANA機を取材し、その変化を体験してきました。

空気の清潔度「優秀」な飛行機 手からの感染はどう防ぐ?

 機内の様子も、これまでの標準的なANA機の乗り方とは大きく異なります。ANAによると、搭乗取材したボーイング777型機の場合、客室の空気は天井の吹き出し口から左右両端の壁の下にある排気口へ向かって流れ、3分程度ですべて入れ変わるようできており、病院の手術室クラスという高性能フィルターも搭載していることから、高い衛生レベルが保たれているとのことです。

 これに加え、手を経由した感染を防止する目的から、機内では、これまでのようにコップにドリンクを注ぐ方式ではなく、紙パックのお茶などが配られます。ドリンクはCA(客室乗務員)がこれらをお盆に載せた状態で提供し、それを利用者自身で受け取ります。飲み終わったパックは、降機する際に自身でごみ袋に捨てる形です。

Large 20200604 01
6月4日のNH469便の搭乗口。地上係員はマスクとフェイスシールドをつけ、旅客同士の間隔を保つシールも床に貼られている(2020年6月4日、乗りものニュース編集部撮影)。

 またANA機の場合、国際線ではフライトごとに、国内線では夜間駐機時に、それぞれシート周りやトイレ、荷物棚の手すりなどを中心に機内清掃、消毒が行われています。これに加え6月3日(水)からは国内線全便で、多くの人がドアなどに触れるトイレの除菌や清掃が、フライトごとに実施されているとしています。

 シートまわりは、シートポケットに常備するものを「安全のしおり」とエチケット袋のみとするほか、6月中をめどに、希望者に対し除菌シートなどを配り自分で回りをきれいにできるような体制を整える予定です。

 なお利用者は搭乗する際、やむを得ない理由を除きマスクの着用が必須となります。もちろんCAも常時マスクを着けているほか、接客時など多くのシーンで手袋も装着します。

【了】

【写真】高い衛生レベルを実現するB777の排気口

最新記事

コメント

2件のコメント

  1. 新型コロナウイルスが収束したら、マスクの着用必須はなくすか緩和してほしいと自分的には思っているんだけど・・・。

    マスクをすると息苦しくなる時があるので・・・。

  2. マスクもそうだけど防疫には手袋も必須じゃないのかな ?と

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス