御朱印ならぬ「鉄印」三セク鉄道40社が参加 読売旅行・日本旅行が鉄印帳ツアー企画

第三セクター鉄道等協議会と読売旅行、日本旅行が「鉄印帳」事業をスタート。全国の第三セクター鉄道40社が、寺社の御朱印をモチーフにした「鉄印」を記帳します。御朱印帳ならぬ「鉄印帳」も発売。関連ツアーも登場します。

全国の第三セクター鉄道40社が参加

 第三セクター鉄道等協議会と読売旅行、日本旅行は2020年6月23日(火)、「鉄印」を記帳する「鉄印帳」事業を7月10日(金)から始めると発表しました。

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「鉄印帳」のイメージ(画像:旅行読売出版社)。

 鉄印は、寺社が参詣者に授ける御朱印の鉄道版です。地方の第三セクター鉄道40社が参加し、御朱印帳をモチーフにした鉄印帳に各社オリジナルの印を記帳することで、地方鉄道と沿線地域の振興を図るといいます。鉄印は手書きやスタンプ、印刷などがあり、デザインもイラスト入りやカラフルなものなど会社ごとに工夫が凝らされています。

 鉄印帳は7月10日(金)に2200円(税込)で発売。鉄印の記帳も同日から各社の指定窓口で始まります。乗車券の提示と記帳料(300円~)が必要です。

 鉄印帳は、読売旅行子会社の旅行読売出版社が制作。日本旅行と読売旅行は、鉄印を集めながら第三セクター鉄道の旅を楽しむ旅行商品「鉄印帳の旅」を企画・販売します。

 読売旅行は、第1回「東北編」を7月10日(金)に発売します。岩手と秋田を2泊3日で巡る鉄印帳付きのツアーです。10月から11月にかけても、毎月2、3本のツアーを設定します。

 日本旅行も、国内旅行ブランド「赤い風船」で鉄印帳付き宿泊プランを発売。1人からでも参加が可能で、きままな列車旅を楽しめる商品といいます。初回は北東北を対象としたツアーを7月下旬に発売(出発は8月)する予定です。

【写真】各社「鉄印」の例

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