警察庁 エアバス製新型ヘリコプターを5機発注 「ヘリでの任務強化を確信」
警察ヘリコプターの分野ではヨーロッパ製の機体が多く使われています。
エアバス・ヘリコプターズは2020年6月24日(水)、警察庁が機体更新にともない5機のヘリコプターを同社へ発注したと発表しました。内訳は大型のH225ヘリコプターが1機、小型のH135ヘリコプターが4機とのことです。
2020年6月現在、全国の都道府県警察において、小型のH135ヘリコプターは12機、中型のH155およびAS365ヘリコプターは合計10機運用されており、通常の警察任務だけでなく物資輸送や災害派遣、広域応援任務などでも用いられています。
すでに発注済みで引き渡し待ちの機体として、H215が1機とその改良型であるH225が2機あり、今回新たに発注された5機を含めてエアバス製の警察ヘリコプターは近い将来、合計30機まで増える予定です。
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンのギヨム・ルプランス最高執行責任者兼社長は、日本で30年以上にわたり警察航空隊任務においてエアバスの小型双発機、中型機が使われていることに触れたうえで、今後さらに「大型双発ヘリコプターの高い多用途性が加わり、ヘリコプターでの警察任務が強化されると確信しています」としています。
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