日本初登場のイタリア製大型ヘリコプター 東京消防庁の4代目「ひばり」として運用開始

東京消防庁には長時間の洋上飛行も可能なヘリコプターが配備されています。

 2020年7月9日、東京消防庁に新たな消防ヘリコプターが就航しました。同機はイタリアのレオナルドヘリコプターズが開発したAW189で、4代目「ひばり」として運用されます。

Large 20200722 01
東京消防庁のAW189「ひばり」。航続時間6時間以上、航続距離1200km以上の性能を有する(画像:東京消防庁)。

 AW189は今回初めて日本で登録された機種です。従来の3代目「ひばり」はフランス製AS332L1大型ヘリコプターでしたが、それと比べて機体がひと回り小さいながら、ほぼ同等の座席数や吊り下げ重量を有し、胴体下部に装着する消火装置のタンク容量も一緒です。

 一方、エンジン出力はAS33L1よりも高いため、最大速度は速く、航続距離や航続時間はより長くなっています。

 また、GPSの測位情報やマップデータを読み込むことで、コクピットのディスプレイに地形を三次元描画できるほか、地上の障害物との衝突を防止するための「対地接近警報装置」などを搭載しており、飛行時の安全性が飛躍的に向上しているそうです。

 これらの能力により、都心部の高層ビルや山岳地での救助活動、島しょ地域などへの長距離の救助活動などで、より安全に消防救援活動を行うことが可能とのことです。

【了】

【写真】高層ビルの上や臨海部を飛ぶ光り輝く機体。右側面はどうなっている?

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  2. 都市に迫るロシア軍の「弾道ミサイル」が“空中で木っ端みじん”になる瞬間をウクライナ軍が公開 追尾から撃墜まで詳細に
  3. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  4. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  5. 旅客機の右エンジンに「侵入者」が直撃! 離陸直後に“炎が吹き出す”戦慄映像が公開される
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開