「成田空港B滑走路」101日ぶり再開 初便が到着 新型コロナによる運用休止から復活

新型コロナの影響で運用を見合わせていた成田空港のB滑走路が101日ぶりに再開。同滑走路に初便が到着しました。国際線旅客便などは運休が続くものの、LCC国内線などは多くの路線で復便。展望デッキも開放されます。

4月12日から閉鎖のB滑走路

 成田空港のB滑走路が2020年7月22日(水)、101日ぶりの運用再開となりました。

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運用再開した成田空港B滑走路に着陸するANA機(2020年7月22日、乗りものニュース編集部撮影)。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で航空便の数が大幅に縮小されたことを受け、成田空港のB滑走路は4月12日から閉鎖。以降は長さ4000mのA滑走路のみで運航されていました。なお、B滑走路の再開第1便はNCA(日本貨物航空)便で、午前6時4分に着陸しています。

 成田空港を発着する旅客便は、国際線を中心に減便が続いており、JAL(日本航空)やANA(全日空)の国内線も一部が運休しています。一方で、LCC(格安航空会社)の国内線は復便の傾向です。ピーチは7月22日(水)から減便・運休を取り止め当初の計画通りの便数に戻すほか、ジェットスター・ジャパンも23日(木)から、一部で便数を減らしながらも国内全23路線の運航を再開します。

 成田空港のB滑走路は、2002(平成14)年に長さ2180mの暫定滑走路として供用開始。長さ2500mに延伸され、現在の形となったのは2009(平成21)年のことです。

 なお、22日(水)から成田空港では、閉鎖されていた第1ターミナル、第2ターミナルの展望デッキも営業が再開されます。

【了】

異例のデビューとなった航空会社の機体も降りてきた

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