イギリス陸軍 次世代戦闘車両の第1号車引き渡し完了 生産は英本土ウェールズで

半世紀以上使っている歴戦の装甲車もようやく更新できそうです。

 2020年7月27日、イギリス陸軍は最新鋭装甲車「アレス」の第1号車を受け取ったと発表しました。

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イギリスにあるボービントン戦車博物館で展示された「アレス」装甲車(柘植優介撮影)。

「アレス」は、イギリス陸軍が次世代の戦闘車両として導入を計画している「エイジャックス」装甲車ファミリーの1車種で、APC(装甲兵員輸送車)型と、それをもとに各種観測機器を装備した偵察型に付けられた愛称です。APC型は「アレス(a)」、偵察型は「アレス(b)」と呼ばれて区別されます。

「エイジャックス」装甲車ファミリーは、イギリス本土のウェールズにあるジェネラル・ダイナミクス・ランドシステムズUKの工場で生産され、イギリス軍に最先端の戦闘システムを提供するとともに、旧式化したイギリス陸軍の様々な装甲戦闘車両を更新するとのことです。

【了】

【写真】様々な機器を外付けしていびつな形になった「アレス」の車体後部

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コメント

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1件のコメント

  1. 「APC型は「アレス(a)」、偵察型は「アレス(b)」と呼ばれて区別されます」とありますが、これはどこからの情報なんでしょうか?
    エイジャックス自体が(装甲車というより)偵察車ファミリーであって、そのうちのアレスが偵察兵五人を運べる輸送型、つまり「偵察機材がのっかってるAPC」なので、aとbの区別なんてありません。