上空1万m超の「夜の始まり」 地上よりどれくらい遅れる? 実際に機内で計った結果…
真っ暗になった時間 そのときの日の入り時刻は?
その後、南下する飛行機から見える西の遠くの空は、時間が経つにつれて少しずつ暗くなっていきますが、20時を経過してもなお夕焼けが見える状態です。
太陽の光が消えて空が真っ暗になったのは20時25分。同便のモニターに映るフライトデータによると、その時の高度は4万フィート、約1万2200mでした。飛行機はちょうど仙台市上空に差し掛かったところで、ちなみに国立天文台によるとこの日の仙台市の日の入りは18時57分でした。
日の入りから空が完全に真っ暗になるまでは、地上でも上空でも薄明の時間がありますが、それでも20時過ぎまで「空が明るい」というのは日本の地上では滅多にない現象です。昼夜サイクルのちょっとした非日常が、飛行機から見える空にありました。
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