東武日光発着のSL列車は「SL大樹『ふたら』」に 10月から運転
東武SL 2021年冬には3機体制に
一見、兜に見えるデザインは、東武鉄道によると外国人にも人気のある「侍」「武士」をイメージするとともに、日光に向けて坂を登るSLの力強さを表現しており、日光エリアの活性化についても力強く牽引(けんいん)するとの思いを込めているといいます。ヘッドマークの「ふたら」の文字は、書道家で日光観光大使の涼風花さんによるものです。
なお、東武鉄道は2017年8月から鬼怒川線の下今市~鬼怒川温泉間で「SL大樹」を運行していますが、今後、東武日光への運転や機関車が複数になることから、SLのブランド化を図るため、同社のすべてのSLの列車愛称を「SL大樹」にするとのこと。これに伴い、東武日光発着のSL列車名称は「SL大樹『ふたら』」、下今市~鬼怒川温泉間のSL列車名称は従来通り「SL大樹」にするとしています。
今後の計画としては、2020年12月には、真岡鐵道から譲受したC11形325号機が営業運転を開始し、現在のC11形207号機とともに1日4往復体制に。2021年夏からは下今市~鬼怒川温泉間でSL列車を毎日運転します。同年冬には、日本鉄道保存協会から譲受したSLの復元が完成する計画です。
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